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イプソスの戦い[いぷそすのたたかい]
イプソスの戦い(英語:Battle of Ipsus)は、紀元前301年にフリュギア地方のイプソス(現在のトルコ中西部の地域)で起こった会戦である。このディアドコイ戦争最大の会戦はアンティゴノス1世によるアレクサンドロス帝国再統一を不可能とし、その分裂を決定づけた。 ==背景== アレクサンドロス3世(大王)の死後、有力な武将たちによる勢力争いが起こった。いわゆるディアドコイ戦争である。紀元前311年、カッサンドロス・アンティゴノス1世・プトレマイオス・リュシマコスの四者で一旦は講和が成立したが、紀元前308年頃までにアレクサンドロスの血統が断絶したことで、彼らが王を名乗るようになり抗争は激化した。 当時最有力だったのはアンティゴノスであり、エーゲ海の制海権も確保して勢力を固めた。これに対しカッサンドロス・プトレマイオス・リュシマコス達はセレウコスを加え、反アンティゴノス同盟を結んだ。アンティゴノスはこれを粉砕するためセレウコス=リュシマコス連合軍とイプソスの戦いに臨んだ。時に紀元前301年のことである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イプソスの戦い」の詳細全文を読む
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