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イベンチュアル・コンシステンシー : ウィキペディア日本語版 | 結果整合性[けっかせいごうせい]
結果整合性()は、ACID特性と同様にデータベースにおける一貫性モデルであるBASE特性における最も重要な考え方の一つである。結果整合性(Eventual Consistency)は、既存のRDBMSにおける悲観的ロックのような、厳密な一貫性を要求する考え方とは全く相反する考え方である。例えば、インターネットのDNS、NTPプロトコル、GPSなどのように、即座にデータが反映されることを前提としていないが、問題なく成立している事例は数多く存在する。 このように、結果整合性(Eventual Consistency)は、結果的に一貫性が保たれればよいという考え方に基づいている。NoSQLに代表されるデータストアでは、この考え方を取り入れることで、容易にスケールアウトを実現できるようにしている。結果整合性(Eventual Consistency)の実現には、P2Pのアーキテクチャーを導入した、様々な分散相互排他アルゴリズムが採用されている。 == 関連項目 ==
*CAP定理
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「結果整合性」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Eventual consistency 」があります。
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