翻訳と辞書
Words near each other
・ イボ人
・ イボ島
・ イボ族
・ イボ語
・ イボ高
・ イボ高ラバー
・ イポカンポ出版
・ イポカンポ出版社
・ イポクラス
・ イポス
イポタネス
・ イポメア
・ イポリット・オギュスト・マリノニ
・ イポリット・シャルル
・ イポリット・ジラルド
・ イポリット・テーヌ
・ イポリット・マリノニ
・ イポリテ・オギュスト・マリノニ
・ イポリテ・マリノニ
・ イポリト・イリゴージェン


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

イポタネス : ウィキペディア日本語版
シーレーノス

シーレーノス(, )、あるいはセイレーノス()は、ギリシア神話の半人半馬の種族である。サテュロスにも似ているが、こちらは半馬でなく半山羊である。水の精で予言の力を持つとされる。
典型的なシーレーノスは全体として人間に似ているが、臀部から脚部、尾、耳が馬のそれである。中には人間に類似した脚部を持つものもある(前脚がしばしば人間様に描かれた初期のケンタウロスと比較せよ)。
== シレーニ ==
シレーニ(Sileni)はディオニューソスの従者であるシーレーノスである。彼等は酔っぱらいであった。他のシーレーノスと違う点は、通常、禿げた肥満体で、薄い唇とずんぐりした鼻をしていることである。脚も人間のそれであった。後に''sileni''は複数形であることの意味を失い、もっぱら独りのシーレーノスを指すようになった。
シーレーノスはローマ神話ではシルヴァヌスに対応する。彼はワインの神ディオニューソスの教師でありまた忠実な従者でもあった。大量のワインを飲み、いつも酔っており、サテュロスに支えられたりロバに載せられたりすることになる。プリュギアの王ミダースが酔いつぶれたシーレーノスを家に連れ帰りもてなした時、ディオニューソスはそれをよしとして気前よく礼をはずんだ。
シーレーノスは大変賢く、うまく捕まえて質問することができれば、人間に大事な秘密を教えてくれると考えられていた。シーレーノスはローマ神話のシルヴァヌスと同一視されるが、後者の名前には「森の」という意味しかなく、エトルリアの''Selvans''由来である。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「シーレーノス」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Silenus 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.