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イミダフェナシン : ウィキペディア日本語版
イミダフェナシン

イミダフェナシン(英:Imidafenacin {INN})は、ムスカリン性アセチルコリン受容体阻害薬で、抗コリン薬の一つ。アセチルコリンによるムスカリン受容体サブタイプへの刺激を阻害することで薬効を発現する。主に過活動膀胱による頻尿などに用いられる。
== 概要 ==
1993年杏林製薬株式会社と小野薬品工業株式会社が共同開発を始めた。1997年より臨床試験を開始し、過活動膀胱症状に対して優れた有効性及び安全性が確認された。2007年4月に「過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁」の効能・効果、「通常、成人にはイミダフェナシンとして1回0.1mgを1日2回、朝食後及び夕食後に経口投与する。」の用法・用量で製造承認を得た。

その後、本剤の通常量(0.2mg/日)投与で安全性に問題がなく、十分な有効性が得られない患者を対象に、通常量の2倍の用量である0.4mg/日への増量後の安全性及び有効性の確認を主な目的とした増量長期投与試験を実施した。2009年12月に、「効果不十分な場合は、イミダフェナシンとして1回0.2mg、1日0.4mgまで増量できる。」との用法・用量の追加承認を得た後に、2010年11月には、水なしでも服用可能なウリトス®OD錠0.1mg(口腔内崩壊錠)の製造販売承認を得た。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イミダフェナシン」の詳細全文を読む



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