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イメージスケールは、日本カラーデザイン研究所(NCD)が開発した「心理軸上に感性語と配色を体系化したシステム」である。 NCDの創業者であり色彩心理の研究者である小林重順(こばやし しげのぶ)らによって開発され、1972年の国際色彩学会(AIC)で発表、1978年に特許公開、1984年に認可された。その後、日本、韓国、中国などにおけるデザイン開発や商品開発、企業研修、教育などさまざまな分野において色と感性を結びつけたシステムとして普及した。2012年には3D空間の中で感性と配色の表示システムが開発され「新イメージスケール3D版」として国際特許出願されている。(NCDとビバコンピュータ株式会社と共同開発、共同出願) ==単色イメージスケール== ひとつひとつの色が持つ意味(イメージ)を明らかにし、各色を相互に関連付けて、比較判断できるよう開発されたのが、単色イメージスケールである〔小林重順『カラーイメージスケール』講談社 2006年4月5日改訂(P8)〕。別名カラーイメージスケールとも呼ぶ。開発者の小林らはSD法(Semantic differential=意味微分)を用いて色相とトーンで分類された130色について心理調査を行い、SD法調査結果の平均値を因子分析することで、単色のイメージを評価する基準となる寄与率の上位となる以下の3つの因子軸を抽出した。 第1軸 WARM-COOL(色相に関与する軸) 第2軸 SOFT-HARD (明度に関与する軸) 第3軸 CLEAR-GRAYISH (清濁に関与する軸) すなわち全ての色は、ウォームかクールか、ソフトかハードか、クリアかグレイッシュかの3つの心理軸からなるイメージ空間に位置づけられる。 この空間上で位置の近い色同士はイメージが近く、遠いものはイメージも離れているということを示している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イメージスケール」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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