翻訳と辞書 |
イランの最高指導者[いらんのさいこうしどうしゃ]
イランの最高指導者(イランのさいこうしどうしゃ、 または )は、イラン・イスラム共和国の国家元首である。 原語に近い発音をカタカナ表記してラフバルともいう。イスラム共和制の理念に基づき、高位のイスラム聖職者から選ばれる。 == 概要 == 1979年のイラン革命で帝政が倒れ、イスラム共和制に基づくイラン・イスラム共和国が成立したのにともない、国家元首に相当する官職として新設された。なお、イランには大統領も置かれているが、他国の大統領が国家元首であるのに対して、イランの大統領は行政府の長であり国家元首ではない。 最高指導者は、ルーホッラー・ホメイニーの唱えた「法学者による統治論」(ヴェラーヤテ・ファギーフ)を具現化したものである。すなわち、イスラム共和制のイランはシーア派教徒の共同体であり、そこでは救世主が出現するまでの間、シャリーアの最高解釈者が「神(アッラーフ)の意思に従う」という形式で国家を指導する責務を負う。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イランの最高指導者」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|