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イラン・イスラム共和国鉄道 : ウィキペディア日本語版 | イラン・イスラーム共和国鉄道[いらんいすらーむきょうわこくてつどう]
イラン・イスラーム共和国鉄道(略称: IR)はイランの国有鉄道。関連会社のラジャー旅客鉄道がテヘラン・イスタンブル間およびテヘラン・ダマスカス間の国際列車を含む旅客列車の運行管理を担い、同じく関連会社の鉄道輸送会社が貨物列車を運行管理している。またイラン交通省が国家機関としてIRを監督する。 == 歴史 == 19世紀後半、ナーセロッディーン・シャーの時代にテヘラン南郊に短区間の馬車鉄道が開設されたのを嚆矢とする。この路線はのちに蒸気機関車牽引となり、1952年に廃線となった。 長距離のものとしては1914年にタブリーズ・ジョルファー間146kmが開通し、さらにスフィーヤーン・シャラフハーネ間53kmが1916年に、ミールジャーヴェ・ザーヘダーン間93kmが1920年に開通している。 イラン縦貫鉄道が開通したのは1939年のことである。この路線は全長1392km、カスピ海のバンダレ・トルキャマンとペルシア湾のバンダレ・エマーム・ホメイニー(旧称バンダレ・シャープール)を結ぶ。1941年の英ソのイラン侵攻以降、イラン縦貫鉄道の担うペルシア回廊は、第二次世界大戦におけるソビエト連邦への戦時物資供給路となった。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Islamic Republic of Iran Railways 」があります。
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