|
イリオモテヤマネコ(西表山猫、''Prionailurus bengalensis iriomotensis'')は、哺乳綱・ネコ目(食肉目)・ネコ科・ベンガルヤマネコ属に分類される、ベンガルヤマネコの亜種。 1965年、沖縄県の西表島で発見された。20世紀に入って発見された中型以上の哺乳類は稀有であり、当初は、ネコ類でも原始的な形質を有する新属・新種と発表された。しかし、現在は遺伝情報の分析により、独立種ではなく、アジア東部に生息するベンガルヤマネコの亜種に分類されている。国の特別天然記念物。 == 分布 == 日本(西表島)の固有亜種〔今泉(1986)〕〔今泉(1991)〕〔小原他(2000)〕〔加藤他(1995)〕〔増田(1996)〕〔沖縄県(2005)〕〔環境省 自然環境局 生物多様性センター * 絶滅危惧種情報(動物)- イリオモテヤマネコ - 〕〔インターネット自然研究所 * イリオモテヤマネコ 〕。 西表島は面積が290平方kmほどで、これはヤマネコの住む島としては(またヤマネコの生息域としても)世界最小〔今泉(1994), Pp. 50-75〕。 分布域内では、主に標高200メートル以下にあるスダジイやカシからなる亜熱帯もしくは暖帯の森林に生息する〔〔〔今泉(2004)〕。河川の周辺や低湿原、林縁などを好む〔〔〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イリオモテヤマネコ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|