|
イリド (ylide) は、正電荷を持つヘテロ原子と、負電荷を持つ原子(一般に炭素)が、共有結合で隣接した構造をもつ化合物の総称である〔IUPAC Gold Book - ylides 〕。語源は共有結合基を表す接尾語 -yl とアニオン基を表す尾語 -ide に由来する。 ==製法== 一般製法としてはオニウム塩(アンモニウム塩、ホスホニウム塩、スルホニウム塩等)のα炭素の置換水素基を、ブチルリチウム等の強塩基で引き抜いて発生させるが、後述のように他の方法でも発生することもできる。オニウム種が硫黄であれば硫黄イリド、リンであればリンイリドなどとも呼ぶことがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イリド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|