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イリューシヴウェーヴ : ウィキペディア日本語版
イルーシヴウェーヴ

イルーシヴウェーヴ (') とはアイルランドで生産された競走馬である。G1競走の勝ち鞍は2009年プール・デッセ・デ・プーリッシュ
馬名は父イルーシヴシティの「イルーシヴ」と母マルチカラーウェーヴの「ウェーヴ」を組み合わせたもの。
イルーシヴウェイヴ、イリューシヴウェーヴ、イリューシヴウェイヴなどと表記される場合もある。) とはアイルランドで生産された競走馬である。G1競走の勝ち鞍は2009年プール・デッセ・デ・プーリッシュ
馬名は父イルーシヴシティの「イルーシヴ」と母マルチカラーウェーヴの「ウェーヴ」を組み合わせたもの。
イルーシヴウェイヴイリューシヴウェーヴイリューシヴウェイヴなどと表記される場合もある。
== 経歴 ==
;2008年(2歳)
イギリスリチャード・ハノン厩舎に所属し、5月にグッドウッド競馬場で行われたメイドン競走が競走馬デビュー戦となり、リチャード・ヒルズが騎乗してデビュー初戦で初勝利を挙げた。レース後はフランスジャン=クロード・ルジェ厩舎に転厩し、以降主戦騎手となるクリストフ・ルメールが騎乗して7月に準重賞競走を制し転厩後初戦で初勝利を挙げ、8月には重賞競走初挑戦となったカルヴァドス賞(G3)も制し、デビュー戦以来無敗の3連勝で重賞競走初勝利を挙げた。そして10月にはG1競走初挑戦となるマルセルブサック賞に出走したがプロポーショナルに3馬身差で敗れて2着となりデビュー戦以来の連勝が3でストップした。なおレース後は休養に走り4戦3勝で2歳を終えた。
;2009年(3歳)
3歳となっての初戦となった4月のインプルーデンス賞(G3、アンプルダンス賞とも表記)を制して重賞競走2勝目を挙げると、続く5月のプール・デッセ・デ・プーリッシュでは、2着となった同じジャン=クロード・ルジェ厩舎所属のタマジルトに半馬身差をつけてG1競走初勝利を挙げた〔鞍上のルメールは4年ぶり2度目、ルジェ厩舎は初の同競走制覇となり、父イルーシヴシティにとっては産駒のG1競走初勝利となった。〕〔仏1000ギニー、イルーシヴウェーブがG1初制覇 netkeiba.com2009年5月11日閲覧。〕。その後、6月のコロネーションステークスでは2番人気に推されたが、4着に敗れた。古馬初挑戦となるロートシルト賞では前年の勝ち馬ゴルディコヴァに敗れ、2着となった。続く9月6日ムーラン・ド・ロンシャン賞では1番人気に推されたが、スタートが切られてもゲートを出ないまま、競走を中止した。
;2010年(4歳)
4歳となっての初戦は5月1日のミュゲ賞(G2)に出走したが、5着に敗れた。続く6月13日のシェミンデフュールデュノール賞(G3)では4着、8月1日のロートシルト賞では3着と勝ちきれないレースが続いていたが、8月29日のクインシー賞(G3)では1番人気に応えて久々の勝利を収めた。10月2日のダニエルウィルデンシュタイン賞(G2)でも1番人気に推されたが、ロイヤルベンチの5着に終わった。そのレースを最後に引退し、繁殖牝馬入りする。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「イルーシヴウェーヴ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Elusive Wave 」があります。



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