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イルーヴァタール : ウィキペディア日本語版
エル・イルーヴァタール
エル・イルーヴァタール()は、J・R・R・トールキン中つ国を舞台とした小説、『シルマリルの物語』の登場人物。中つ国の唯一神。単純にエル(唯一なるもの)もしくはイルーヴァタール(万物の父)とも呼ばれる。
アイヌアを作り出し、そのアイヌアと共に世界を作り出した。しかるのちイルーヴァタールの子らアルダに目覚めさせた。
==創造神エル==
アイヌリンダレ(アイヌアの音楽)が語るところでは、エルはその思いの中からアイヌアを生み出した。エルはアイヌアに音楽の主題を明かし、アイヌアにはこれを全霊をもって彩ることを命じた。アイヌアの音楽は美しいものだったが、アイヌアのうちもっとも力あるメルコールは自らの考えを音楽に織り込もうと試み、不協和音が生じた。そのため主題に忠実なアイヌアは沈黙した。エルは第二の主題を明かし、音楽は新たに美しくなった。メルコールはふたたびこれと争い勝利した。しかしエルが第三の主題を明らかにすると、メルコールの不協和音は音楽に織り込まれて消え去り、音楽は終わった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「エル・イルーヴァタール」の詳細全文を読む



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