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イワシャコ
イワシャコ(岩鷓鴣、学名:''Alectoris chukar'')は、キジ目キジ科に分類される鳥類。ハイイロイワシャコ、ノドグロイワシャコ、オオイワシャコとは近縁で上種群を形成すると考えられており、かつてはこれら全てが単一の種と見なされていた。くっきりした白黒の縞が脇にあり、黒い帯が額から目、首、胸にかけて白い喉を縁取る。世界各地に移入されており、北アメリカの一部とニュージーランドでは外来種として帰化している。 ==形態== イワシャコは体長32–35 cmの丸々とした鳥で、薄茶色の背、灰色の胸、薄黄色の腹を持つ。体色は個体群によって差がある。顔は白く黒い喉輪がある。脇には赤茶色が混じり、赤い脚と赤珊瑚色の嘴を持つ。雌はやや小さく、けづめが無いことをのぞけば性差は乏しい。尾羽は14枚で、第三初列風切が最も長く、第一初列風切は第五および第六初列風切りと長さが揃っている。ハイイロイワシャコとはよく似ており、かつては同種とされていたが、本種の方が背の茶色みが強く、前頸が黄色みを帯びている。本種は明瞭な黒い喉輪を持つのに対し、アカアシイワシャコは喉輪が胸のあたりで黒い縞に変わることで区別できる。イワシャコの鳴き声は、英語ではうるさい「チャック・チャック・チャカー・チャカー」と聞きなされ、これがそのまま英名となっている。バーバリイワシャコ(''Alectoris barbara'')は黒ではなく赤褐色の首輪、灰色の喉、栗色の頭頂を持つ〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イワシャコ」の詳細全文を読む
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