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イワンのばか イワンのばか(イワンの馬鹿)はロシアの民話にしばしば登場する男性キャラクター。極めて純朴愚直な男ではあるが最後には幸運を手にすることが多い。ロシア語では(指小形)。 日本では帝政ロシア時代の小説家レフ・トルストイによる彼を主人公とした作品で特によく知られ、長谷川天渓訳『大悪魔と小悪魔』(1902年・雑誌『少年世界』に連載)や内田魯庵訳『馬鹿者イワン』(1902年・雑誌『学鐙』に連載)などをはじめ多くの和訳がある〔丸尾美保 「トルストイ作『イワンのばか』の最初の受容--長谷川天渓訳『大悪魔と小悪魔』と内田魯庵訳『馬鹿者イワン』の歴史的意義 」 『児童文学研究』 No.37、35-50頁、2004年。〕。以下はこの作品についての説明である。 ==制作と発表年代==
1885年9月頃に書かれたが、発表されたのは翌1886年である。原題は""(『イワンのばかとその二人の兄、軍人のセミョーンとたいこ腹のタラスと、口のきけない妹マラーニャと大悪魔と三匹の小悪魔の話』〔松谷さやか 「ロシアの児童文学作品から」『小平図書館友の会会報』14号(2005年5月9日発行)による和訳。〕)で、和訳の題は『イワンのばか』、『イワンの馬鹿』、『大悪魔と小悪魔』、『馬鹿者イワン』、『イワンのまぬけ』、『イワンのばかとその二人の兄弟』など。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「イワンのばか」の詳細全文を読む
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