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インクリメンタルサーチ : ウィキペディア日本語版
インクリメンタルサーチ
インクリメンタルサーチ()とは、アプリケーションにおける検索方法のひとつ。検索したい単語をすべて入力した上で検索するのではなく、入力のたびごとに即座に候補を表示させる。逐語検索、逐次検索とも。
==概要==

通常、単語の検索を行うには、検索したい文字列を完全に入力してから開始させなければならない。
しかし、インクリメンタルサーチでは、検索したい文字列を1文字入力するたびに自動的に検索を開始する。辞書アプリケーションなどではあてはまるものすべてがリストアップされ、エディタであれば即近の項目にジャンプする。文字を追加入力することにより絞り込みも行える。
このことにより、検索単語のすべてを打ち込む必要がなく、入力の誤りへの対処も即座に行うことができ、人間側の手間を省くことが期待できる。
検索が主体となるアプリケーションや電子文具、特に辞書やアドレス帳、などで採用される。また、頻繁に検索を行うアプリケーション、例えばエディタやウェブブラウザの機能にも採り上げられている。ウェブサイトでは、例としてGoogleの検索エンジン等が挙げられる。携帯電話のかな漢字変換システムとして多数の採用例があるPOBoxも同様の方法論で入力の手間を省いている。
日本語など、検索単語を入力するのに変換や候補確定作業が必要なのでは、手間がかかり即座に反映されることの利点が大きく減ってしまう。その不便さを補うため、ローマ字のままの入力を随時正規表現による漢字やひらがなに変換し反映させるmigemoライブラリが開発され、主にUnixを母体とするアプリケーション類で対応が進んでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「インクリメンタルサーチ」の詳細全文を読む



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