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インジゴカルミン (Indigo carmine) は、やや紫がかった青色に着色することのできる着色料。インジゴイド系の食用タール色素に分類される合成着色料である。インジゴカーミンとも呼ばれる。食品衛生法では青色2号(あおいろにごう)として食品添加物に指定されている。常温では暗紫青(暗紫褐色)の粒または粉末状の固体で、無臭である。熱や光、塩基に弱く、還元されやすい。 工業的には、インディゴに対して濃硫酸や発煙硫酸を用いてスルホン化することによって作り出す。 主に食品添加物や工業製品の着色用途として使用される。旧厚生省は天然に存在しない添加物に分類している〔厚生省「表5 食品添加物の年齢別摂取量」マーケットバスケット方式による年齢層別食品添加物の一日摂取量の調査 (平成12年12月14日 厚生省) (日本食品化学研究振興財団)〕。他の着色料では得られにくい独特な紫青色に着色できる。食品用途には、チョコレートや和菓子への使用が多い。 == 医療における利用 == # 分腎機能検査…静脈投与し、膀胱鏡で左右それぞれの尿管からの初排泄までの時間を測定し〔http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/7225400A1031_1_01/〕、左右の腎機能の評価を行う。ただしこういった手段を使用しなくても各種画像検査でおおよそ左右の腎機能差は予測できるので、あまり実施されることはない。 # 色素内視鏡検査…上部消化管内視鏡や大腸内視鏡で用いられ、病変部やヒダの集中にたまることでコントラストが付く。 といった用途で用いられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インジゴカルミン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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