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インスタントカメラとは、 #撮影直後に自動的に現像を行う写真フィルムを使ったカメラ、本項で詳述する。 #レンズ付きフィルムのこと。完全な誤用であるが使われている。 ---- インスタントカメラ()は、 撮影直後に自動的に現像を行う写真フィルムを使ったカメラ。撮ったその場で写真を見ることができるという最大のメリットがある。 原理を開発、実用化したポラロイドの名前をとって、「ポラロイドカメラ」または単に「ポラロイド」「ポラ」と俗に呼ばれることが多い。また、ポラロイド以外もインスタントカメラを出しており、日本では富士フイルムが発売している(「フォトラマ」「インスタックス(チェキ)」等)。カメラ以外でも、同方式を利用した製品も多い(富士フイルム 「NP-1」「Pivi」等)。特に自動現像型フィルムの技術はカメラの枠を超えて、さまざまな製品に応用されている。 現在はデジタルカメラの普及により、即時性とともに改竄防止性が求められる犯罪捜査や医療分野などを除いて需要が激減している。 2008年6月にはポラロイドが専用フィルムの生産を一時打ち切った。しかし、2010年から再び生産を始めると公表している。 == 歴史 == === 先史時代、デュブロニ === フランス人〔『発明の歴史カメラ』pp.33-35「インスタントカメラ出現」。〕のジュール・ブルダン〔(''Jules Bourdin'' 〔〔『現代カメラ新書No.6、クラシックカメラ入門』p.53。〕)が1864年〔〔に暗室が一体となったカメラで特許番号3175を取得した〔。カメラ上部にスポイトのゴム球が出ており、写真湿板を装填して薬品を注入して原板を作り、廃液して撮影後現像液を注入し湿板写真のネガを作ってしまう方法である〔〔。カメラから取り出した時には写真ができあがっているために当時の人々にとっては非常な驚きであったと推測され、これがインスタントカメラの元祖と言える〔。カメラの名称はデュブロニ〔またはダブロニ〔(''Dubroni'' 〔)で、これは考案者の姓のアナグラムである〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インスタントカメラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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