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IBM(アイビーエム、正式社名: International Business Machines Corporation)は、民間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業である。本社はアメリカ合衆国ニューヨーク州アーモンクに所在する。 日本法人は、''日本におけるIBM''を参照。 == 概要 == 事業内容はコンピュータ関連のサービスおよびコンサルティングの提供と、ソフトウェア、ハードウェアの開発・製造・販売・保守、およびそれらに伴うファイナンシングである。ハードウェアメーカーと見られる場合が多いが、1990年代に企業向け市場に選択と集中を行った結果、総収入に対する主要なシェアはハードウェアからサービスとソフトウェアになり、2011年度では総収入のうちサービスの収入が約60%である〔IBM>Information for>Investors>2011 Annual Report>Financial Highlights>Consolidated Financials>70p>Revenue>Services 〕。長い間、IT企業としての売上高が世界最大だったが、2012年度の決算では、アップルやヒューレット・パッカードの売上高はIBMよりも大きくなっている。 米国に本社を置くが、各国に現地法人を設立し、世界規模で活動を行う多国籍企業(グローバル企業)でもあり、170か国に事業展開し、世界で8箇所の基礎研究所、24箇所の製造施設を持つ。現在は世界規模の連携・統合を更に強化したGIEへの変革を進めている。 コンピュータ産業の黎明期から携わり、現在でもコンピュータ関連企業の大手である。特に1970年代から1980年代は「巨人」とも呼ばれた。メインフレーム市場は世界的にIBMがほぼ独占状態である。また現在主流のパーソナルコンピュータは、IBM PCがベースとなったPC/AT互換機である。商用初の高級言語、オペレーティングシステム、ハードディスク、フロッピーディスク、RISCプロセッサ、RDBとSQL言語、TCP/IP以前にネットワークの標準規格であったOSIのモデルになったSNA、バーコードの標準規格UPC、などはIBMが開発した。 高収益と豊富な資金力を背景に基礎科学の研究にも力をいれ、ワトソン研究所やチューリッヒ研究所からはノーベル賞受賞者を輩出している。1993年〜2013年の21年間、米国での特許取得件数は連続トップとなった〔IBM、21年連続で最多件数の米国特許を取得 〕。 アメリカ東海岸を代表する企業とされ、保守的な社風でIBMの創始者トーマス・J・ワトソンの意向によりダークスーツに白のワイシャツ、レジメンタル・タイというスタイルがIBMマンの一般的な服装であった。これに対し西海岸のベンチャー企業の社員がジーンズにTシャツといういでたちで対照を成した。後には製品やロゴの色から本国アメリカでは「Big Blue」の愛称で呼ばれている。これに由来してIBMのプロジェクトには「Blue」を冠するものが多く、広告などのイメージカラーになっている。 IBMは、一時期自身のウェブサイトで Planet Wide Company との表現を使っていた。2008年11月6日からのコーポレート・ブランド・ビジョンはSmarter Planetである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「IBM」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 IBM 」があります。 スポンサード リンク
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