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インターネットエクスチェンジ(Internet Exchange point)とは、インターネット上のプロバイダ(ISP)、インターネットデータセンター(IDC)同士の相互接続ポイント。略称 IXまたはIXP。インターネット相互接続点とも呼ばれる。 ==概略== インターネットは全てのネットワークを相互接続する必要があるが、多数のISPを直接相互接続することは物理的にも費用的にも困難である。〔仮に100社のISPが全て相互に接続したなら約5千本の回線が必要となる。〕そこでISPは、複数の接続回線を1つにまとめる、低コストで多数のISPと隣接関係を持つ、などの目的でIXに接続することがある。技術的にはLAN接続と同様にレイヤ2スイッチを用いて、各ISPのボーダールーターを相互に接続してトラフィック交換を行う形態がほとんどである。 レイヤ3スイッチやルーターを用いて構築されたレイヤ3IX(L3IX)と呼ばれるネットワークも存在するが、こちらはIXというより実態は部分トランジットであり、一般にはIXには分類されない。L3IXでない、ということを強調するために、一般のIXをL2IXと呼ぶこともある。 一般に加盟、接続には一定の条件を課されることが多い。ほとんどの場合ルーティングにはBGPが要求される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インターネットエクスチェンジ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Internet exchange point 」があります。 スポンサード リンク
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