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インターロイキン-12 : ウィキペディア日本語版
インターロイキン-12

インターロイキン-12()は、インターロイキングループのサイトカインの一つである。
IL-12p70は二つのサブユニット、IL-12p35とIL-12p40からなり、主に食細胞樹状細胞で産生される。IL-12は1989年に初めて発見されたNK細胞刺激因子である。NK細胞とT細胞に発現するヘテロ二量体レセプター、IL-12Rβ1およびIL-12Rβ2に結合する。〔Claire Fieschi andJean-Laurent Casanova (2003) "The role of interleukin-12 in human infectious diseases: only a faint signature"''European Journal of Immunology'' 33(6),1461-1464. PMID 12778462〕。
IL-12は未分化T細胞(ナイーブT細胞)に、インターフェロンγとともにはたらき、ヘルパーT細胞へと分化誘導する。

== 遺伝子および構造 ==
IL-12は4つのαヘリックス構造からなるサイトカインで、2つのサブユニットを持つタンパク質二量体である。IL-12A(p35)とIL-12B(p40)という2種類の遺伝子にコードされ、p35とp40からなるヘテロ二量体(p70)と、p40のホモ二量体が存在する。
IL-12の構造を右上図に示した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「インターロイキン-12」の詳細全文を読む



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