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インディアナポリスモータースピードウェイ : ウィキペディア日本語版
インディアナポリス・モーター・スピードウェイ

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ (Indianapolis Motor Speedway) は、アメリカ合衆国インディアナ州インディアナポリス市郊外のスピードウェイ町にあるサーキット。世界3大レースの1つといわれるインディ500マイルが行われることで知られる。1909年に開設された歴史あるサーキットであり、1975年に国家歴史登録財に登録され、1987年に国定歴史建造物に指定された。
== 概要 ==

インディアナポリス・モーター・スピードウェイは世界で初めて「スピードウェイ」の名を冠したサーキットであり、世界で唯一国定文化財に指定されているモータースポーツ施設でもある。また、スポーツ施設として世界最大の収容能力を持ち、観客席数257,325席、最大収容人数は400,000人になる。
オープン当時はコースに何百万個もの煉瓦が敷かれていたため、オーバルコースは通称「ブリックヤード」と呼ばれ、同地で開催されるNASCARスプリントカップシリーズのレース名にも使われている。1961年のインディ500後に路面を全面改修。しかし、当時のインディアナポリス・モーター・スピードウェイ (IMS) の社長であったトニー・ハルマン(現社長のトニー・ジョージの父親)の強い希望により、スタート/フィニッシュラインの1ヤード(約90センチ)のみ歴史遺産として煉瓦敷きのまま残された〔煉瓦が露出しているのはスタート/フィニッシュラインのみだが、改修は煉瓦の上からアスファルト舗装をするという形で行われたため、アスファルト舗装の下には現在でも当時の煉瓦が埋まっている。〕(厳密には煉瓦の上にコーティングが施され、煉瓦と通常の路面の継ぎ目でマシンが弾んだりしないようになっている)。
インディ500ではオーバルコースのみを使用するが、F1アメリカGPではオーバルコースの一部に加えて、F1開催のためにオーバルの内側に新設されたロードコース(インフィールド・セクションともいわれる)を使用する。なおMotoGPインディアナポリスGP開催にあたりインフィールド・セクションのレイアウトを一部変更し、オーバルコースのターン1部分にもシケイン状の複合カーブが新設された。
コントロールタワーは「Pagoda」と呼ばれており、日本の寺院の五重塔にも似た、独特の建物であるのが特徴である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「インディアナポリス・モーター・スピードウェイ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Indianapolis Motor Speedway 」があります。



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