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ヘンリー・ウォルトン・“インディアナ”・ジョーンズ・ジュニア博士〔このキャラクターのフルネームは『ヤング・インディ・ジョーンズ・クロニクルズ』の『初めての冒険』でコリー・キャリアーが言っている。〕(Dr. Henry Walton "Indiana" Jones, Jr.)は『インディ・ジョーンズ』シリーズのタイトル・キャラクター・主人公である。ジョージ・ルーカスとスティーヴン・スピルバーグが1930年代のアクション・ヒーローへのオマージュとして創造した。このキャラクターは1981年の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』に初登場し、1984年の『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』、1989年の『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』、1992年〜1996年の『ヤング・インディ・ジョーンズ・クロニクルズ』、2008年の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』といった続編に登場した。最も有名な映画・TVシリーズの他にこのキャラクターは小説、コミック、TVゲームなどのメディアに登場している。また彼はディズニーランドと東京ディズニーシーにあるテーマパークアトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー」でも見る事が出来る。 ジョーンズはハリソン・フォードが演じたことでよく知られ、他にリヴァー・フェニックス(『最後の聖戦』での少年時代)、TVシリーズ『ヤング・インディ・ジョーンズ・クロニクルズ』ではコリー・キャリアー、ショーン・パトリック・フラナリー、ジョージ・ホールらが演じた。ダグ・リーは2つのルーカスアーツのTVゲーム『インディ・ジョーンズ/アトランティスの運命』と '' Indiana Jones and the Infernal Machine'' で、デイヴィッド・エシュは ''Indiana Jones and the Emperor's Tomb'' で、ジョン・アームストロングは ''Indiana Jones and the Staff of Kings'' でそれぞれ声を務めた〔www.imdb.com/title/tt1363107/〕。 このキャラクターは服装が特徴的である(牛追いムチ、フェドーラ帽、レザージャケット)。ユーモアのセンスもあり多くの古代文明と言語について深い知識を持っている。ヘビ恐怖症でもある。 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』での初登場以来、インディアナ・ジョーンズは世界的スターになり、最も尊敬される映画のキャラクターにもなった。2003年、彼はアメリカン・フィルム・インスティチュートの「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」で第2位に選ばれた。また、「エンパイア・マガジン」では6番目に偉大な映画のキャラクター、「エンターテイメント・ウィークリー」では大衆文化において最も影響の強いキャラクターの2位、「プレミア・マガジン」では100人の偉大な映画キャラクターの7位に選ばれた。 == 登場 == インディアナ・ジョーンズはニュージャージー州プリンストンで生まれる。初登場は1981年の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』で1936年の設定。このキャラクターはマーシャル大学(プロデューサーのフランク・マーシャルにちなんで)で働き、1930年代の冒険・アクションヒーローを彷彿させる。マーシャル大学はコネチカット州の架空の大学であり彼は考古学の教授である。第1作目では契約の箱(聖櫃も参照)を探すナチスと、マリオン・レイヴンウッドとサラーの助けを得て対決している。ナチスはジョーンズの宿敵でフランス人考古学者のルネ・ベロックと不気味なゲシュタポのアーノルド・トートを利用した。 1984年には1作目より過去の設定(1935年設定)で『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』が作られている。前作よりもホラー指向の作品で舞台はほぼインドである。今回ジョーンズは、タギー・カルトによってある村から奪われたシャンカラ・ストーンを取り戻す。彼は少年ショート・ラウンドとウィリー・スコットの助けを借りた。 1989年の3作目、『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』は1938年に設定され、1作目に登場したサラーやマーカス・ブロディが再登場する。ジョーンズ教授(このときはバーネット大学の教授)はナチスがオカルト品を集めていることを知る。このときの彼らの目標は聖杯だった。映画は1912年から始まり若き日の主人公を描いている。特にヘビを恐れる理由、牛追いムチを使う理由、あごの傷の理由、帽子の入手先が描かれている。また映画のラストではじめて“インディアナ”が本名でなく、犬の名前であると明かされる。これはジョーンズと父親の一種のバディ映画でもあり、コミカルな要素になっている。このシリーズは当初5部作の予定であったがルーカスが良きプロット・エレメントを考え出せず、18年間の間続編は作られなかった。 2008年、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が1957年設定で公開され、これが最終作となっている。第3作目から19年が経過しているため、インディアナ・ジョーンズの敵は新たにソ連に設定された。彼の元同僚ハロルド・オックスリーが宇宙人のクリスタル・スカルを発見し、ソ連のエージェントがそれを利用しようとする話である。彼はかつての恋人マリオン・レイヴンウッドとその息子ヘンリー・“マット”・ウィリアムズの助けを借りる。そして途中でマットが彼の息子ヘンリー・ジョーンズ3世であると明かされる。このときはシャイア・ラブーフが主人公を引き継ぐという噂があった。またこの映画で彼が第二次世界大戦中に戦略諜報局(CIAの前身)で働いていたことと、アメリカ陸軍で大佐の階級になっていたこと、ソ連でMI6のジョージ・マクヘイルとミッションを共にしていたことが明かされた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インディアナ・ジョーンズ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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