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インディカ米[いんでぃかまい]
インディカ米は、イネの品種群の一つ。世界のコメ生産量の80%以上を占める。日本国内で俗に「タイ米」「南京米」などと呼称される。 == 特徴 == イネ(Oryza sativa)は、indica、japonicaの二つの亜種を含む。前者は長粒、後者は短粒を特徴とするとされており、インディカ米には、米粒が細長くアミロース含量が高くて粘り気が少ないものが多い。しかし、アミロペクチン含有量の高いもち米様のインディカ種も存在する。また、近年遺伝子の解析に基づき長江流域で栽培化された単系統の品種群をジャポニカと定義し、長江流域に発する稲作文化の影響下に西方で新たに野生種から栽培化された複数の品種群をインディカと定義する見解が生じている。この定義に基づくインディカ米には長粒品種と短粒品種が混在しており、従来の見解とは必ずしも一致しない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インディカ米」の詳細全文を読む
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