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インドネシア・サウジアラビア関係 : ウィキペディア日本語版 | インドネシア・サウジアラビア関係[いんどねしあさうじあらびあかんけい]
インドネシア・サウジアラビア関係は、サウジアラビアがイスラム教発祥の地であり、インドネシアが世界でもっともムスリム人口が多い国であることから、とりわけ顕著な関係にある。すなわち両国ともイスラム世界である。経済貿易関係は、特に石油 (エネルギー) と人的資源 (出稼ぎ労働者) の分野で重要な関係にある。サウジアラビアは、ジャカルタに大使館を設置する一方で、インドネシアはリヤドに大使館を、ジェッダに領事館を置いている。両国とも、イスラム協力機構とG20の加盟・参加国である。 ==歴史== インドネシアとサウジアラビアを歴史的に結びつけたのは、イスラム教である。13世紀ごろのインドネシアにおけるイスラム教拡散期において、多数のムスリム貿易商とウラマーが、アラブ世界からインドネシアの島々に到着した。20世紀初期以来、インドネシア人ムスリムはメッカへのハッジ巡礼を行っている。世界最大のムスリム人口を抱える国として、インドネシアはハッジ巡礼者をもっとも多く送り出している〔The Government of Saudi Arabia establishes hajj quota, every Muslim country has a hajj quota of 1,000 pilgrims per million inhabitants, making Indonesian hajj quota around 200,000 pilgrims.〕。インドネシア・サウジアラビア間の正式な外交関係は、1950年に始まった。 両国は、2014年1月下旬に防衛協力で合意文書に署名した。本合意では、軍事教練や対テロ作戦といった幅広い範囲に及んでいる。
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