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CC201形ディーゼル機関車は、ゼネラル・エレクトリックが製造したU18C形ディーゼル機関車の、インドネシア鉄道会社における形式である。 この電気式ディーゼル機関車の車軸配置は、Co'Co'である。それはこの機関車が3軸、すなわち6輪のボギー式台車2台を有しており、各軸に1個ずつ主電動機を有していることを表している。インドネシアの6動軸のディーゼル機関車の中では先代にあたる、CC200形に比べると、重量は84tと軽量化され、出力は1950馬力に向上された構造であり、平坦線のほか山岳を横断する路線での運用にも適合している。 1977年にまず38両がインドネシアに搬入された。最初の8両のメーカーからの輸送の途中で船が暴風に遭遇し、うち3両が破損し修理を経なければならなかった。1983年から1984年にかけては34両が搬入された。このグループからラジエーターが小さくなった。1991年から1992年にかけては21両が搬入された。 一方、車軸配置が (A1A) (A1A) で主電動機も4個しか備えていなかった機関車BB203形のうち30両が、1989年から2004年にかけて断続的に、修繕の際に6動軸に改造され、CC201形に編入された。当初これらの機関車は、端梁にはCC203やCC204のようなフォグランプを備えていなかった。しかし、2010年から2011年にかけての修繕で、これらの一部の機関車にフォグランプが設置された。 インドネシアでは合計144両のCC201形のうち133両が今なお運用中である。 == 機関区別配置両数 == * ジャティネガラ : 22両 * バンドン : 8両 * チレボン : 5両 * スマラン・ポンコル : 7両 * プルウォクルト : 19両 * ジョクジャカルタ : 14両 * シドトポ (スラバヤ) : 23両 * ジュンブル : 1両 * クルタパティ (スマトラ島パレンバン) : 15両 * タンジュンカラン (スマトラ島ランプン州) : 12両 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インドネシア鉄道CC201形ディーゼル機関車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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