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インド洋全域昇温[いんどようぜんいきしょうおん] インド洋全域昇温(いんどようぜんいきしょうおん)とは太平洋のエルニーニョ現象に伴ってインド洋全域表層で海水温が上昇する現象であり、エルニーニョ現象より数ヶ月遅れてピークを迎える傾向がある〔ENSOに関連したインド洋の全域昇温、大庭雅道・植田宏昭、筑波大学生命環境科学 〕〔エルニーニョ現象 気象庁 〕。季節をまたいで海水温を上昇させるため蒸発が盛んになり、インドやネパールなどヒマラヤ山脈南沿いでのモンスーンの降水量を増加させる。また、インド洋でのサイクロンの発生数やその強さとの関連も指摘されている。 これに似た現象にダイポールモード現象があるがこちらはインド洋西部の海水温が上昇する一方で東部では低下するもので、2つの現象は異なる。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インド洋全域昇温」の詳細全文を読む
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