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李世熺(り せいき、イ・セフィ、ハングル: )または懿寧公主〔 〕(いねいこうしゅ、ウィリョンゴンジュ)は、李氏朝鮮後期の文人徐有英が1873年に著した説話集『錦鶏筆談』中に登場する架空の人物である。説話中では世祖と貞熹王后尹氏の長女で、金宗瑞の孫と結婚したと記されている。韓国のテレビドラマ作品『王女の男』の主人公イ・セリョンのモデル〔〔 〕。 == 人物 == 『錦鶏筆談』中では、以下のように記されている。 癸酉靖難の後、世熺は父世祖が出した端宗を江原道へ配流する命令を公然と批判。母貞熹王后は世熺に罰が及ばないように彼女を密かに逃がす。忠清道に到着した世熺と乳母が休んでいたところ、ひとりの青年(金宗瑞の孫)が通りかかり、ふたりは青年の家に投宿する。世熺と青年は互いに惹かれあい、結婚するが、青年はその時初めて新妻が世祖の娘だと知る。世熺の消息を知った世祖は漢城へ戻るよう命じるが、彼女は拒否し、青年と共に暮らす道を選ぶ。 何年か後、晩年を迎えた世祖は自分に似た少年を見かける。その母親は世熺であった。再会を果たした父と娘は和解し、その後も世熺は家族と共に幸福に暮らした〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「李世キ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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