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ウィチタ級重巡洋艦 : ウィキペディア日本語版
ウィチタ (重巡洋艦)

ウィチタ (USS Wichita, CA-45) は、アメリカ海軍重巡洋艦。艦名はカンザス州ウィチタに因む。同型艦はない。
==設計==
ウィチタは当初、ニューオーリンズ級重巡洋艦の8番艦として計画されていたが、間もなくブルックリン級軽巡洋艦に準じた艦型とニューオーリンズ級重巡洋艦の兵装を組み合わせた形で建造されることとなった〔『アメリカ巡洋艦史』90ページ〕。その設計は基本的には戦前の巡洋艦との接続となるものであり、またブルックリン級軽巡洋艦と設計において相似点が非常に多くあったものの、ウィチタは新型の8インチ砲塔を装備し、対空用の38口径5インチ両用砲を8門装備、そのうち4門は砲塔内に、4門は露天で装備された。砲塔内に装備された4門のうち2門は、対空射撃に都合の良い前後の主砲塔直後に装備されたが、このような航空戦に配慮した兵装配置は、世界の重巡洋艦史上初めてのことであった〔『第2次大戦のアメリカ巡洋艦』54ページ〕。もう2つは艦橋の両脇に装備された。また露天の5インチ砲は艦中央部両舷に2門ずつ装備された。
航空機の格納庫とカタパルトは艦尾に装備されたが、これも重巡洋艦史上最初である〔『アメリカ巡洋艦史』90ページ〕。兵装および航空設備の配置は後のアメリカ海軍の巡洋艦でも採用された。またウィチタは、後に建造されたボルチモア級重巡洋艦のタイプ・シップとなった〔『アメリカ巡洋艦史』90ページ〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウィチタ (重巡洋艦)」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 USS Wichita (CA-45) 」があります。



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