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ウィリアム・グラスデール : ウィキペディア日本語版 | ウィリアム・グラスデール
ウィリアム・グラスデール(William Glasdale, ? - 1429年5月7日)は、百年戦争期のイングランドの軍人。 == 経歴 == シュルーズベリー伯ジョン・タルボット、サフォーク伯ウィリアム・ドゥ・ラ・ポール、ジョン・ファストルフらと共にオルレアン包囲戦の指揮を執っていたが、1429年4月29日にジャンヌ・ダルクがフランス軍の援軍としてオルレアンに駆けつけるとイングランド軍は劣勢に陥った。 グラスデールの部隊はトゥーレル要塞に立て籠もっており、ジャンヌから降伏勧告を受けたが、グラスデールは「牛飼い女」と罵倒で返したという。 5月7日、フランス軍は橋の上に立つトゥーレル城塞の橋桁を焼き落とす作戦を展開し、これにより橋の上で戦っていたグラスデールは、多くのイングランド兵と共にロワール河に落下、重い甲冑を着ていたために水の中に沈んで溺死した。ジャンヌの復権裁判の際の証言によれば、このときジャンヌはグラスデールをはじめ溺死した兵士の魂を思って泣いていたという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィリアム・グラスデール」の詳細全文を読む
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