翻訳と辞書
Words near each other
・ ウィリアム・サッカレー
・ ウィリアム・サドラー
・ ウィリアム・サマセット・モーム
・ ウィリアム・サマーセット・モーム
・ ウィリアム・サミュエル・ジョンソン
・ ウィリアム・サミュエル・ヘンソン
・ ウィリアム・サムナー
・ ウィリアム・サロイアン
・ ウィリアム・サローヤン
・ ウィリアム・サンソム
ウィリアム・サヴィル=ケント
・ ウィリアム・サーストン
・ ウィリアム・ザッカリー
・ ウィリアム・ザートマン
・ ウィリアム・シェイクスピア
・ ウィリアム・シェパード
・ ウィリアム・シェパード・ベンソン
・ ウィリアム・シェラード
・ ウィリアム・シェリング
・ ウィリアム・シェークスピア


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ウィリアム・サヴィル=ケント : ウィキペディア日本語版
ウィリアム・サヴィル=ケント

ウィリアム・サヴィル=ケント(William Saville-Kent、1845年7月10日 - 1908年10月11日)は、イギリスの海洋生物学者である。人工真珠の製法を開発した。
==略歴==
デヴォン州のサイドワース(en)に生まれた。幼少期に母親が死に、4歳の異母弟のフランシスが殺害され、後に姉のコンスタンス・ケントが起訴され、死刑判決を受けた後、終身刑に減刑されコンスタンスは20年間、服役した。ウィリアムも共犯の嫌疑を受けたが、起訴されることはなかった。
サヴィル=ケントは、キングス・カレッジで学んだ後、王立鉱山学校でトマス・ヘンリー・ハクスリーのもとで学んだ。大英博物館で1866年から1872年の間、働いた。1869年にロンドン動物協会の会員になり、1873年にロンドン・リンネ協会の会員となった。1870年に王立協会の資金を得てポルトガルの海底生物の調査を行った。1872年から1873年の間はブライトン水族館、1873年から1876年の間はマンチェスター水族館で働き、多くの水族館で働いた後、1879年にブライトンに戻った。
ハクスリーの推薦で1884年にオーストラリアのタスマニア島の水産局の監督官になり、1889年にクイーンズランド州の水産局長、1892年に西オーストラリア州の水産局長を歴任し1895年までその職を続けた。この間、真珠の養殖の実験に成功し、真球の真珠の製法を開発した。この技術をもとに、日本の西川藤吉らによって真珠養殖は実用化されることになった。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウィリアム・サヴィル=ケント」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.