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ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団(Wiener Konzerthaus streicherquartett)は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の第一ヴァイオリン奏者の一人、アントン・カンパーを中心として結成された弦楽四重奏団。 1934年、当時ウィーン交響楽団のメンバーだったアントン・カンパー(Vn1)とフランツ・クヴァルダ(Vc)を中心にカンパー=クヴァルダ四重奏団を結成。他のメンバーはカール・マリア・ティッツェ(Vn2)、エーリヒ・ヴァイス(Vla)。 1937~38年にメンバー全員がウィーン・フィルハーモニーに移籍。 1957年、チェロがルートヴィヒ・バインルに交代。 1959年、第2ヴァイオリンがヴァルター・ヴェラーに交代。 1967年、アントン・カンパーの引退により解散した。 ウェストミンスター・レーベルに、シューベルトの弦楽四重奏曲全集をはじめとして、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集、ウィーン・フィルハーモニーの首席クラリネット奏者であったレオポルト・ウラッハと組んだモーツァルトのクラリネット五重奏曲およびブラームスのクラリネット五重奏曲、ウィーン・フィルとしばしば共演していたピアニストワルター・パンホーファーとのシューベルトのピアノ五重奏曲「ます」などの名盤を残し、それらはMONO録音にも関わらず、現在でも決定盤といわれることもまれではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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