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ウェイクボード : ウィキペディア日本語版
ウェイクボード

ウェイクボード(wakeboard)とは、モーターボート等に持ち手(ハンドル)の付いたロープを設置して航行し、それをボートの後部で握った人が板状の滑走具に乗り曳航されながら水面を滑るウォータースポーツである。
曳航方向に向かって足先が正面に向くものを水上スキー、横に向くものをウェイクボード等に大別できる。
== 概要 ==


ウェイクボードの滑走形態は、「縦乗り」で雪上を滑走するスキーに類似して水上を滑走する水上スキーがあるように、「横乗り」で雪上を滑走するスノーボードの水上版と比喩することができる。
すなわちウェイクボードは、進行方向が短辺となる概ね長方形の一枚の板に両足先が進行方向に対して直角方向になるような向きで乗り(横乗り)、ロープでボートに曳かれることによって水上を滑走する。 横乗りの、特に両足が板に固定されているものをウェイクボードと呼ぶ。
水上スキーに比べてスタイリッシュなトリックなどのバリエーションがより多くあるとされ、また若年層を初めとした横乗りスポーツへの指向の拡大により、日本国内では2000年代には水上スキー人口を凌ぐ競技人口となっている。
多くの体力を消費するスポーツであるため、1回の滑走は一般人の場合15分~20分程度が普通で、1日に2~3回程度までが標準的とされる。(プロの場合は1回に30分以上滑走することもある。)
ウェイクボードに類似したものとしては、より短い板に両足を固定せずに靴を履いて横向きに乗るウェイクスケートや、ボートの曳き波の上をロープを用いずに滑走するウェイクサーフィンなどがあり、それぞれ専用の道具を用いる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウェイクボード」の詳細全文を読む



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