翻訳と辞書
Words near each other
・ ウェスリー・キリング
・ ウェスリー・クラッシャー
・ ウェスリー・コレイラ
・ ウェスリー・サルズバーガー
・ ウェスリー・ソンク
・ ウェスリー・チェンバレン
・ ウェスリー・ブラウン
・ ウェスリー・ブリスコ
・ ウェスリー・ブレイク
・ ウェスリー・ホーフェルド
ウェスリー・ムーディ
・ ウェスリー・モリス
・ ウェスレアン
・ ウェスレアン・ホーリネス教団
・ ウェスレアン・メソヂスト教会
・ ウェスレー
・ ウェスレーの四辺形
・ ウェスレー・アルミニウス主義
・ ウェスレー兄弟
・ ウェス・アンセルド


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ウェスリー・ムーディ : ウィキペディア日本語版
ウェスリー・ムーディ

ウェスリー・ムーディ(''Wesley Moodie'', 1979年2月14日 - )は、南アフリカダーバン出身の男子プロテニス選手。2005年ウィンブルドン男子ダブルスで、ステファン・フースオーストラリア)とペアを組んで優勝した。2009年全仏オープン男子ダブルスでディック・ノーマンベルギー)と組んだ準優勝もある。ATPツアーでシングルス1勝、ダブルス6勝を挙げた。右利き、バックハンド・ストロークは片手打ち。自己最高ランキングはシングルス57位、ダブルス8位。
== 来歴 ==
ムーディは両親とも大学教員の家庭に生まれ、6歳からテニスを始めた。アメリカアラバマ州の学生テニス選手としてプレーし、大学で文系準学士号を取得した後、2000年に21歳でプロ入りする。2002年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップ南アフリカ代表選手に選ばれ、2003年ウィンブルドンセバスチャン・グロジャンフランス)との3回戦に進出したが、2005年ウィンブルドンの男子ダブルス優勝までは、ムーディは世界的には無名に近い選手だった。
ウィンブルドン選手権の男子ダブルスで、ウェスリー・ムーディとステファン・フースは2回戦でマヘシュ・ブパシインド)&トッド・ウッドブリッジオーストラリア)の組を 6-3, 7-6, 6-3 のストレートで破って波に乗る。長年にわたってダブルスの世界的名手として君臨したウッドブリッジは、この試合の敗戦を最後に現役を引退した。ムーディとフースは、準々決勝でマーク・ノールズ&ミカエル・ロドラ組、準決勝でヨナス・ビョークマン&マックス・ミルヌイ組と強豪ペアを連破し、決勝では第2シードのボブ・ブライアン&マイク・ブライアン組と対戦した。初めてのウィンブルドン・ダブルス決勝戦では、伏兵のムーディ&フース組が「ブライアン兄弟」を 7-6, 6-3, 6-7, 6-3 で破って優勝した。これはムーディにとって、プロテニス経歴の初優勝であった。ウィンブルドン・ダブルス優勝の3ヶ月後、ムーディは「ジャパン・オープン」で来日し、決勝戦でマリオ・アンチッチクロアチア)を 1-6 7-6, 6-4 の逆転で破って初優勝した。これが唯一のシングルスタイトルである。ムーディとフースは11月第2週の男子テニス年間最終戦「テニス・マスターズ・カップ」のダブルスにも出場した。
2006年のムーディは、全米オープンラファエル・ナダルとの3回戦に進出した。大会前年度優勝者として出場したジャパン・オープンでは、2回戦で世界ランキング1位のロジャー・フェデラースイス)に 4-6, 1-6 のストレートで敗れた。2007年度はダブルスでトッド・ペリーオーストラリア)と組んで2勝を挙げた。デビスカップの南アフリカ代表選手としても、2008年まで7年連続出場を果たしている。
ステファン・フースと組んだ2005年ウィンブルドン優勝から4年後、ウェスリー・ムーディは2009年全仏オープン男子ダブルスでディック・ノーマンベルギー)とペアを組み、決勝戦まで勝ち進んだ。全仏決勝では第3シードのルーカス・ドロウヒーチェコ)&リーンダー・パエスインド)組に 6-3, 3-6, 2-6 の逆転で敗れて準優勝になり、ムーディは4大大会男子ダブルス2冠のチャンスを逃した。この後ウィンブルドンでも、ノーマンと組んで4年ぶり2度目の準決勝に進み、第1シードの「ブライアン兄弟」組に 6-7, 6-7, 4-6 で敗れた。
ムーディは2009年1月末のSAテニスオープンの予選敗退を最後に、男子ツアー大会のシングルスから撤退しダブルスに専念していたが、2011年ウィンブルドンを最後に32歳で現役を引退した〔Moodie Retires From Professional Tennis 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウェスリー・ムーディ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.