翻訳と辞書
Words near each other
・ ウェブ・ドットコム・ツアー
・ ウェブ・ハイパーテキスト・アプリケーション・テクノロジー・ワーキング・グループ
・ ウェブ・ファースト
・ ウェブ・ブラウザ
・ ウェブ・プログラミング
・ ウェブ一丁目支店
・ ウェブ付き空間
・ ウェブ写真
・ ウェブ受付くん
・ ウェブ将武
ウェブ小説
・ ウェブ拍手
・ ウェブ指向アーキテクチャ
・ ウェブ新聞
・ ウェブ日記
・ ウェブ朝日新聞
・ ウェブ検索
・ ウェブ標準
・ ウェブ漫画
・ ウェブ漫画誌


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ウェブ小説 : ウィキペディア日本語版
オンライン小説[おんらいんしょうせつ]
オンライン小説(オンラインしょうせつ)とは、インターネットパソコン通信にて全文公開されている小説のこと。オンラインノベルオンノベネット小説ネットノベルウェブノベルWeb小説とも呼ばれる。
インディーズ作家の作品が大半を占め、通常は無料で閲覧することができる。
== 歴史 ==
日本においては、1980年代半ばから草創期のパソコン通信アマチュア作家の作品が公開されるようになった。日本初のオンラインの連載小説と言われる作品は、神奈川県の小田原マイコンクラブが運営した草の根BBS「マイコンセンター」に連載された原田えりかの『シシャノミルユメ』と言われる〔『パソコン通信開拓者伝説―日本のネットワークを作った男たち』49頁。〕。草の根BBSや大手の商用パソコン通信サービスでは小説用のコーナーが設けられることが多く、アマチュア作家や作家志望者の活躍の場となった。
NECが運営する大手のパソコン通信サービスのPC-VANでは1986年に「アマチュアライターズクラブ」という同好の士が集まるSIG(Special Interest Group)と呼ばれるコーナーが設置。リレー小説やコンテスト、オンラインマガジンの試みが行なわれた。
1993年から1996年にかけては、朝日新聞社系のパソコン通信サービスのASAHIパソコンネット(現・ASAHIネット)が「パスカル短編文学新人賞」を主催。ASAHIネットは、筒井康隆俵万智らの有名作家の参加が売り物で、文芸に強いと言われた。「パスカル短編文学新人賞」は、パソコン通信で応募して、応募作はASAHIネットで全て無料で読める体裁だった。この賞からは後に芥川賞を受賞する川上弘美が生まれている。
1994年頃のパソコン通信ニフティサーブ内の小説フォーラム・SFフォーラム(電子掲示板)がオンライン小説(オンライン文芸)の主軸となっていた。
1990年代後半以降、パソコン通信が廃れてからは、アマチュア作家の活動の場は小説投稿サイトに移行した。また、自分のサイトを持っている場合には、小説検索サイトを利用することもある。しかし2007年現在、かつてのパソコン通信のような中心となるようなサイトがないため、オンライン小説を検索するのには一苦労する場合がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「オンライン小説」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Web fiction 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.