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ウェディングケーキは、結婚式や結婚披露宴などで、新郎新婦が入刀するケーキ。 == 概説 == 由来は、古代ギリシャなど各地の神話・風習など、たくさんある。砂糖やバター、卵を使いぶどうの他、様々な果物や洋酒を加え、固く焼いたケーキへと変化していった。 イギリスで、18世紀後半頃、ラム酒に漬け込んだフルーツが入ったバターケーキに薄く伸ばしたマジパンをかぶせ、シュガーペーストでレースのような装飾を施したことからウェディングケーキが作られるようになった(当初は「ブライドケーキ」つまり、花嫁のケーキと呼ばれた。ちなみにブライドケーキという名前のレシピが登場するのは1769年である)。最初は1段だったが、19世紀頃になると2段 - 3段になった。これを広めたのは1858年、ヴィクトリア女王の第一王女のウェディングケーキで、週刊新聞イラストレイテッド・ロンドン・ニュースで挿絵付きの記事が載ったことが発端である。当時のウェディングケーキに新郎新婦の人形や造花を飾っていた。 結婚式や結婚披露宴で新郎新婦がウェディングケーキに入刀することをケーキ入刀(ケーキカット)といいギリシャ神話に由来している。ただし、ケーキ入刀の儀式そのものは最近の風習であると言われている。早くとも文献に登場するは1930年代からである。また、ケーキを入刀した後にケーキをお互いに食べさせ合う儀式を「ファーストバイト」という。 ウェディングケーキには、フランスのクロカンブッシュを使う方式、アメリカの1段で長方形である方式、イギリスの3段の方式がある。日本は、主にイギリス式のケーキである。イギリスでは、入刀した後、最下段は切り分けて披露宴の列席者に振る舞い、2段目は来られなかった人達にお裾分けし、頂部は夫婦が冷蔵庫で厳重に保管し、第一子が産まれた日または1年目の結婚記念日(紙婚式)に食べる。また、ケーキにナイフを入れる部分だけケーキもしくはクリームで切り込みを埋めてあるイミテーションのケーキも存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウェディングケーキ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wedding cake 」があります。 スポンサード リンク
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