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月尾島[うぉるみとう]
月尾島(ウォルミとう、)は、大韓民国仁川広域市中区に属している島だったが、現在は島と陸地の間が埋め立てられた。島の形状が半月の尾ひれのようだということから名付けられた。 大韓帝国時代には、日本海軍基地やロシア石炭倉庫などが相次いで建てられ、列強らによる激しい勢力争いが行われた。1886年の丙寅洋擾時に、仁川近海に停泊したフランス艦隊の隊長の名を取って、外国地図にローズ島として紹介されたりもした。 1923年に1キロメートルの堤防が築かれ、陸地と連結された時から、遊園地として開発され始めた。そして主に日本人のために潮湯(海水を暖めて入浴する施設)、別荘、海水プール場などが入った。 2009年には、仁川駅から月尾島を結ぶ観光モノレール「月尾銀河レール」が完工した。しかし、安全性の問題が指摘されたために開業延期を繰り返し、2011年1月21日には仁川交通公社が事業放棄を決定するなどしており、開業の目処は立っていない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月尾島」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wolmido 」があります。
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