|
ウォーレン・ジヴォン(Warren Zevon、1947年1月24日 - 2003年9月7日)は、アメリカイリノイ州シカゴ出身のミュージシャン、シンガーソングライター。いわゆるウエスト・コースト系のアーティストであるが、硬派な歌詞とその風貌から、他のアーティストとは一線を画していた。2003年9月、闘病の末に肺癌により死去。その年に発売された『The Wind』が彼の遺作となった。 ロシア系移民の出身。幼少時代から波乱の人生を歩んでおり、その人間形成が彼の曲作りの原点になっている。デビュー後も苦難の道をたどり、まさに“さすらい”という言葉の似合うアーティストであった。しかし、多くの仲間に支えられ、作品のリリースを続けることができた。1960年代にデビューするものの、その後音楽の世界からは遠ざかってしまう。しかし、ジャクソン・ブラウンの呼び掛けにより、彼のプロデュースのもとで1970年代に再デビューを果たしている。 ジャクソン・ブラウンの他にもニール・ヤングやブルース・スプリングスティーンなど、多くのアーティストに影響を与え、また信頼されたアーティストでもあった。ボブ・ディランもジヴォンの作品をライブで取り上げるなど、いかにミュージシャン仲間から慕われていたかが理解できる。グレイトフル・デッドは、1978年には「Werewolves of London」をコンサートで9回演奏した。その後、1985年、1990年、1991年の3回にハロウィン(10月31日)のアンコール曲として、観客と一緒に『ワオォオ〜〜』と大合唱している。 ==アルバム・ディスコグラフィー== *1969 Wanted Dead Or Alive *1976 Warren Zevon *1978 Excitable Boy *1980 Bad Luck Streak In Dancing School *1980 Stand In The Fire *1982 The Envoy *1986 A Quiet Normal Life *1987 Sentimental Hygiene *1989 Transverse City *1991 Mr. Bad Example *1993 Learning To Flinch *1995 Mutineer *1996 I'll Sleep When I'm Dead - An Anthology *2000 Life'll Kill Ya *2001 My Ride's Here *2002 Genius *2003 The Wind 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウォーレン・ジヴォン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|