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ウクライナ系アメリカ人 : ウィキペディア日本語版 | ウクライナ系アメリカ人[うくらいなけいあめりかじん]
ウクライナ系アメリカ人(Ukrainian Americans、ウクライナ語:Українці Америки、Українці у США)とは、ウクライナ人の祖先がいるアメリカ人を指す。アメリカ合衆国が2006年に実施した国勢調査によると、同国の総人口のうち、0.33%に当たる961113人がウクライナ系アメリカ人という〔。したがって、国内のウクライナ系の人口は旧ソビエト連邦を除けば、カナダに次いで2番目に多い。 2000年にアメリカ合衆国が行った国勢調査によると、ウクライナ系アメリカ人が最も多い都市圏はニューヨーク(160000人)、フィラデルフィア(60000人)、シカゴ(46000人)、ロサンゼルス(34000人)、デトロイト(33000人)、クリーブランド(26000人)、インディアナポリス(19000人)であった〔http://factfinder2.census.gov/faces/tableservices/jsf/pages/productview.xhtml?pid=ACS_10_1YR_DP02&prodType=table〕〔Ukrainians in the US: Statistics 2000. 〕。 == 歴史 ==
アメリカへ渡った最初のウクライナ人であるイヴァン・ボーダンは、1608年ジョン・スミスと共にジェームズタウン植民地へと出航。その途上スミスはトルコ人の捕虜となるも、ウクライナやルーマニア、ハンガリーなどに逃避し、難を逃れることとなる〔''The Ukrainians in America: 1608-1975.'' (1976). Compiled and Edited by Vladimir Wertsman. New York: Oceana Publications.〕。 しかしながら、アメリカ合衆国への大規模な移住は、1880年代に入ってからであった〔Paul Robert Magocsi. (1996). ''A History of Ukraine''. Toronto: University of Toronto Press.〕。ソ連崩壊の後、1990年代初頭にもユダヤ人やプロテスタントを中心に、大挙して合衆国内に渡ってゆく。大都市に移住するケースが多く、少数民族集団を形成。加えて、ウクライナ系が多いカナダを経由して入国したウクライナ系アメリカ人は多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウクライナ系アメリカ人」の詳細全文を読む
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