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ウゴ・チャベス : ウィキペディア日本語版
ウゴ・チャベス

ウゴ・ラファエル・チャベス・フリーアス〔氏名表記については日本国外務省の表記に従ったが()、「ウゴ・チャベス」、「ウーゴ・チャベス」、どちらの表記も広く用いられている。スペイン語の日本語表記も参照。〕、(, 1954年7月28日 - 2013年3月5日)は、ベネズエラ政治家軍人。第53代共和国大統領。軍における最終階級は陸軍中佐
== 人物 ==
ベネズエラ内陸部のバリナス州サバネータで教師をしていた両親の間に生まれた。両親がそれぞれムラートメスティーソのため、先住民インディオアフリカ、旧宗主国スペインの血を引いていた。敬虔なカトリック信者で、尊敬する政治家はラテンアメリカ独立の英雄シモン・ボリーバルと、キューバの前国家元首フィデル・カストロであった。
少年時代は成績優秀で、7歳の時には既に「大統領になりたい」という夢を周辺に語っていたという。大の野球好きで、士官学校に入学した動機には野球部に強い選手が集まるからという理由もあったとされる。
1男3女の父親で、2回の離婚歴があった。先妻のマリサベル・ロドリゲスとの間には娘が1人いるが、ロドリゲス前夫人によれば「慰謝料を一度も払ってもらっていない」ということで対面を拒絶されていた。なお最近のロドリゲス前夫人は、2007年の憲法修正案を痛烈に批判し、国民投票で「No」への投票を呼びかけたり、大統領派に対抗してバルキシメト市長選への出馬が取り沙汰されるなど、反チャベスの政治活動を行っている〔Chavez sues ex-wife (2008年10月10日時点のアーカイブ)〕。
チャベスはブッシュ政権に対して反米路線をとり、反ブッシュ発言により世界中から注目を置かれる存在となった。チャベスはアメリカと距離を置くラテンアメリカ諸国やイランロシア中華人民共和国などと積極的に友好関係を結んだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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