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ウシ胎児血清[うしたいじけっせい] ウシ胎児血清(Fetal bovine serum; FBS)はウシの胎児の血液から調製された血清である。Fetal calf serum (FCS)とも呼ばれている。ウシ胎仔血清、ウシ胎子血清とも表記される。ウシ胎児血清には細胞増殖阻害作用を有するγ-グロブリンがほとんど含まれないため、細胞培養の多くで利用される。以前は、このFBSが存在していない培地では細胞が成長しなかったが、現在研究が進み、FBSの代替品が作成されている。BSE問題で価格が高騰していたが現在は落ち着いている。 様々な成長因子やホルモンが含まれるが、ロット間によってばらつきがあるため 活性炭処理(activate charcoal)を施し、これらを抜いたものも発売されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウシ胎児血清」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fetal bovine serum 」があります。
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