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ウスノキ
ウスノキ(臼の木、学名:''Vaccinium hirtum''(広義))はツツジ科スノキ属の落葉低木。 ==特徴== 樹高は0.5-1mになる。若い枝は緑色になり、稜があって、2列に並んだ短毛が生える。葉柄は長さ0.5-1mmになり、軟毛が密に生える。葉は互生し、葉身は長楕円形から楕円形で、長さ2-5cm、幅0.7-2.5cmになり、先端は鋭くとがり、基部は鋭形になる。葉の表面は無毛か、ときに毛が散生し、裏面は主脈の両側に短い軟毛が密生するか、または毛が生えないものもある。葉の縁に鉤状の細鋸歯がある。 花期は4-5月。前年の枝先の花芽から1-2個の花を下向きにつける。花柄は長さ3-6mmになり、短毛が散生するかときに無毛、花柄の下部に膜質の包葉があるが、早く落ちる。萼筒は広鐘形で、5稜があり、先端は広がって5裂し、裂片は広3角形となり、先はとがる。花冠は黄緑色で赤みを帯び、長さ6-7mmあり、鐘形で、先端は浅く5裂し、先は反曲する。雄蕊は10本ある。果実は径7-8mmの5稜ある卵状球形の液果で、7-9月に赤色に熟し、やや5角に角ばる。果実は食用になる。 和名の由来は、果実の先端が臼のようにへこむことによる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウスノキ」の詳細全文を読む
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