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ウスバキチョウ : ウィキペディア日本語版
ウスバキチョウ

ウスバキチョウ(薄羽黄蝶・''Parnassius eversmanni'')は、チョウ目アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科に属するチョウの一種。
キチョウと名は付くが、シロチョウ科キチョウモンキチョウとは異なり、アゲハチョウの仲間である。この混同を嫌って、和名をウスバキアゲハとする立場もある。
日本には亜種(''Parnassius eversmanni daisetsuzanus'')が分布し、国の天然記念物として指定されている。
== 形態 ==
大きさはだいたいモンシロチョウ程度。翅は薄く、半透明にも見える黄色の地色を持つ。これが和名ウスバキチョウの由来である。
後翅に鮮やかなアクセントの赤紋を生じる。日本に産するウスバシロチョウ属のうち赤紋を有するのは本種のみである。また胴体はふさふさとした体毛に覆われる。
雌は雄よりもやや大きくなるものが多く、翅の黄色味は淡くなるが、黒色部は発達する。交尾後の雌個体では受胎嚢を腹端に持つため容易に判別が出来る。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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