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ウズラチメドリ科(ウズラチメドリか、学名 )は、鳥類スズメ目の科である。 ==系統と分類== しばしばシラヒゲドリ科 に含められ、また古くはクイナチメドリ科 やハシリチメドリ科 に含められたが、系統的には異なる ()。 伝統的には によりハシリチメドリ科(またはヒタキ科ハシリチメドリ亜科 )に含められてきたが、 などに基づき、シラヒゲドリ科と共に分離された。またしばしば、クロチメドリ属 ・ズアオチメドリ ・クイナチメドリ も共に分離された。なお、ハシリチメドリ科はこれら以外にはハシリチメドリ属 のみであり、実態はこれらが分離されたというよりは「ハシリチメドリ属が分離され科名が変わった」に近い。 科名の先取権は # ハシリチメドリ科 # クイナチメドリ科 # シラヒゲドリ科 # ウズラチメドリ科 の順なので、科名はシラヒゲドリ属を含むならシラヒゲドリ科、クイナチメドリを含むならクイナチメドリ科となるべきである。ただし実際には、それらを含む科がウズラチメドリ科と呼ばれることもある〔Cinclosomatidae - NCBI Taxonomy browser〕〔Cinclosomatidae - Wikispecies〕。また日本では、 がシラヒゲドリ科、あるいは がウズラチメドリ科と訳されるなど、学名どおりの和名で呼ばれないこともある。 これらの他にハシブトモズビタキ ・ホオダレモズガラ が近縁と考えられたこともあった。 実際の系統では、シラヒゲドリ科とウズラチメドリ科は比較的近縁で共にカラス上科に位置するが、それ以上の類縁性は否定されている〔。クイナチメドリはカラス上科ではなくスズメ小目に近縁で、ハゲチメドリ科・アカイワトビヒタキ科 と共に単系統をなす。ズアオチメドリはカラス上科カササギヒタキ科 に近縁である〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウズラチメドリ科」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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