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ウッソ・エヴィン : ウィキペディア日本語版
ウッソ・エヴィン

ウッソ・エヴィン (Üso Ewin) は、アニメ機動戦士Vガンダム』に登場する架空の人物。本作の主人公で13歳〔〕。 担当声優阪口大助
== 人物 ==
宇宙世紀0140年頃の生まれで、地球の東欧に存在する不法居住区ポイント・カサレリアに行方不明の両親(父ハンゲルグ・エヴィン、母ミューラ・ミゲル)を待ちながら暮らしていたが、0153年4月5日の夕刻にパラグライダーで飛行していた時にザンスカール帝国モビルスーツリガ・ミリティアの小型戦闘機(Vガンダムのコア・ファイター)との戦いに巻き込まれ、どさくさに紛れてクロノクル・アシャーの乗るシャッコーを強奪する。
その後、モビルスーツ戦闘に関するセンスや潜在能力の高さを買われてリガ・ミリティアと共に行動し、ヴィクトリーガンダムV2ガンダムのパイロットとしてザンスカール帝国と戦う。周囲からはしばしば「スペシャル」と称され、V2などの高性能機の性能を十分に引き出して戦った。なお、特筆すべき点として、劇中ではニュータイプ能力は戦闘ではなく、死者の声を聞いたり人の思念を感じるなど主として非戦闘時に発揮されており、戦闘自体は機転とトリッキーな機体と武器の運用によって戦い抜いていた。
また、ヴィクトリーガンダムのパーツ分離可能な特性を生かして、パーツを分離させ敵に突撃させるという戦法を思いつき、オリファー・イノエをはじめとし、リガ・ミリティアのヴィクトリーガンダム(ヘキサ)のパイロット間で流行させたこともある。これにより軍艦などの攻撃に威力を発揮した。
、彼は良い意味でも悪い意味でも「できすぎた」キャラクターである。
ただし子供ゆえに恋愛に対しては奥手で女性の扱いを知らない。カテジナ・ルースに対しては自らの理想の女性像を押し付けようとし、物語開始前から盗撮などのストーカーじみた行動を起こしており、煙たがられていた。
また、幼馴染のシャクティ・カリンに対しては妹のように思っているが、実際には彼女に精神的に依存しきっている。そのため、シャクティが危険に晒されると冷静な判断を失いがちである。別離や精神的な成長を経て、ウッソはシャクティのことを異性として意識しはじめる。
英才教育の結果なのか大人びた発言や行動が目立つが、実の姉のように慕っているマーベット・フィンガーハットがオリファーと結婚した際には嫉妬を隠せなかったり、実母と再会した際には甘えて母の膝の上で眠ってしまったりと、時折子供っぽい面を見せる。
13歳と非常に若く、これはテレビ放送された作品の主人公およびパイロットとして登場する主人公としてはガンダム史上最年少である〔『機動戦士ガンダムAGE』の第3部の主人公のキオ・アスノもウッソと同い年の13歳である。なお、テレビ・パイロット以外も含めるとOVA機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争アルフレッド・イズルハ(11歳)がいる。さらに一時的にガンダムパイロットになった人物を含めると、『ガンダムAGE』に登場したデシル・ガレット(7歳。第1部当時)が存在する(ガンダムシリーズ史上最年少パイロットでもある)。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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