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ウッドランド・パターン : ウィキペディア日本語版 | ウッドランド・パターン
ウッドランド・パターン(Woodland Pattern)は、アメリカ合衆国で考案された迷彩パターンである。USウッドランド(U.S. Woodland)、M81ウッドランド(M81 Woodland)、4色ウッドランド(4 Color Woodland)とも呼ばれる。1981年から2006年まで、アメリカ全軍の標準的な迷彩パターンの1つとして戦闘服()等に用いられた〔Battle Dress Uniform (Bdu) 〕〔kamouflage.net: U.S. woodland pattern camouflage 〕。ウッドランド・パターンはいわゆる(disruptive camouflage)の一種であり、ハイコントラストの4色(砂色、茶色、緑色、黒色)から成る分断された不規則な形状の斑で構成されている。 == 歴史 == ウッドランド・パターンは迷彩を引き伸ばしたものである〔。また、拡大にあわせて模様の境界線はより不規則に改められた〔Woodland comparison 〕。ERDLパターンでは布地1巻きあたりごとに水平・垂直方向にパターンの連続性があった。すなわち、布地の右端と左端、あるいは上端と下端で縫い合わせればパターンを連続させることが可能だった。一方、ウッドランド・パターンの連続性は垂直方向のみだった。 パターンの引き伸ばしは、より遠距離での交戦を想定して行われた。ERDLのような斑が細かいパターンの場合、遠距離で目視した際に境界線のにじみ(blobbing)が生じ、全体が単色に見えて迷彩効果が損なわれるのである。ウッドランド・パターンでは斑が十分に大きくにじみは起こりづらかったが、一方でコントラストが強調されるため至近距離での迷彩効果は失われていた。 なお、やとして知られる種類の迷彩パターンでは、斑の大きさに幅を持たせることにより遠近両方で十分な迷彩効果を得られるよう工夫されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウッドランド・パターン」の詳細全文を読む
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