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ペヨーテ
ペヨーテ(peyote, ''Lophophora williamsii'')は、サボテン科ウバタマサボテン属(ロフォフォラ属)の植物。とげのない小さなサボテンで、アメリカ合衆国南西部〔リオ・グランデ川を北限としている〕からメキシコ中部に原産。和名はウバタマ(烏羽玉)。 「ペヨーテ」はナワトル語で「青虫」を意味する「ペヨトル」が語源である。これは全体に青虫のような産毛が生えていることからきている。ペヨーテはメスカリンをはじめ様々なフェネチルアミン系アルカロイドを含んでおり、アメリカ・インディアンを中心に治療薬〔インディアンは、これを「幻覚剤」とするのは「白人の誤った使用法だ」としている〕として使用されている。 == 植物の特徴 == ウバタマサボテン属の植物は生長がきわめて遅く、野生では地上部分の大きさがゴルフボール大になって、花をつけるようになるまでに約30年もかかることがある。栽培株はかなり生長が早いが、それでも発芽してから花をつけるまでには6年から10年が必要である。生長が遅く、また収集家やインディアン相手の「ペヨーテ・ディーラー」による乱獲も激しいことから、野生のペヨーテは絶滅が危惧されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ペヨーテ」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Peyote 」があります。
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