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宇婆(うば)は、奄美大島に伝わる妖怪。 外観、性質とも河童に似た妖怪。山野で人を迷子にするなどの悪戯を働く〔。河童同様に頭の皿に力水が入っており、これを叩き落すと力を失って消えてしまうという。 同じく奄美大島の妖怪であるケンムンとともに、もとは人間であり、7歳と5歳の兄弟のうちの兄がケンムン、弟がウバになったという言い伝えもある。ケンムンと別の妖怪なのではなく、ケンムンの現れ方の一つが宇婆だとする説もある。 長野県に伝わる妖怪のウバと同発音だが、関連性はない〔。 == ウバトウイ == ウバトウイは、奄美大島に伝わる音の怪異。 主に山で起きた現象で、磯辺や浜で起きたともいう。1人で道を歩いていると、不意に後ろから「ウイ」と声がする。足を止めて振り向いても誰もいないので、再び歩き出すと、また「ウイ」と声がする。 これは宇婆の仕業であり、「うば」が「ウイ」と声をかけるので「ウバトウイ」と呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「宇婆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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