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ウバユリ属（姥百合属、''Cardiocrinum''）は、ユリ目ユリ科に属する植物の一属。ユリ属の近縁であり、ユリ属およびバイモ属とあわせ、一般的にユリと呼ばれる花の一部となる。かつてユリ属に含まれていたが、特徴的に葉の形がハート型であることから学名''Cardiocrinum''(ギリシャ語でcardia:心臓、crinum:ユリ)として別属とされた。 日本語の属名は本属の代表的な種のウバユリから。ウバユリの和名は、花期の間に基部の葉が枯れて落ちることから、「葉がなくなる」ことを、姥の「歯がなくなる」ことにかけたもの。英名でgiant lilyと呼ばれることがある〔giant lilyはリュウゼツラン科''Doryanthes excelsa''のことを指すこともあるため1対1の呼称ではない。〕。 == 特徴 == 樹林の林下を好んで生育する。特徴として、葉は茎の基部に集まってつき、卵形またはハート型で長い葉柄を持つ（近縁のユリ属は葉柄を持たない）。また単子葉植物には珍しく葉に網状脈を持つことも大きな特徴となる。花は総状花序となり、数個から十数個の花を花軸に対して横向きにつける。花は左右対称であまり開かない。果実は裂開性のさく果となる。 ファイル:Ooubayuri Oowani Aomori 20080513.JPG|花軸を伸ばす前の株（オオウバユリ） ファイル:Cardiocrinum cordatum yatsugatake.jpg|ウバユリの花。つぶれた筒状で開かない。 ファイル:CardiocrinumGiganteumCapsula.jpg|ヒマラヤウバユリのさく果 ファイル:Ooubayuri Seed Oowani Aomori 20071118.JPG|オオウバユリのさく果が裂開したところ。裂け目から大量の種子が見える。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「ウバユリ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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