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ウフドの戦い[うふどのたたかい]
ウフドの戦い(アラビア語: غزوة أحد Ġazwat Uḥud、625年)はイスラム創成期に置ける重要な戦いの一つ。クライシュ族率いるメッカと、メッカを追放されたムハンマドを受け入れたメディナの間の戦い。メッカ側の勝利に終わった。 ==背景== 624年、イスラムはバドルの戦いにおいて圧倒的な有利であったはずのメッカ軍を破って勝利を収めており、イスラムとムハンマドの名声は周囲に轟いていた。これに焦ったメッカ側はメディナ市内のユダヤ教徒に目を付け、メディナ側の内部分裂を画策する一方で、勇猛なアラブ騎兵200を含む3000の軍勢を率いてメディナ郊外のウフド山に布陣した。 兵の質量ともに劣るメディナ側は始めは篭城論が主流だったが、メディナ市内のユダヤ教徒の動向だけが不安材料だった。そこでムハンマドは野戦を決意して出陣し、戦いに向かう途中でユダヤ教徒をメディナに帰らせてイスラムだけの軍勢を整えた。ユダヤ教徒を去らせた結果、ムハンマドの手元に残った兵力は僅か700人であり、馬は二頭しかいなかった。しかし、ムハンマドに心から付き従う者だけが残ったので士気は最高潮に達していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ウフドの戦い」の詳細全文を読む
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