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ウプシロン中間子 : ウィキペディア日本語版
ウプシロン中間子[-ちゅうかんし]
ウプシロン中間子(-ちゅうかんし、Υ中間子)とは、ボトムクォーク\mathrm)と反ボトムクォーク(\mathrm)からなる中間子であるボトモニウム\mathrm)の1系列である。
なお、ラテン文字のYとの混同を避けるために、それと解るフォントや表記(「 ϒ 」など)を使用する。
== 概要 ==
ボトモニウムは多く知られているが、このうち電子陽電子衝突実験で生成されるものをウプシロン中間子と呼ぶ。
すなわち、
# それぞれ1/2のスピンを持つボトムクォークとその反粒子がスピン1の状態(スピン3重項をなす)で結合したもの
# ボトムクォークとその反粒子が軌道角運動量が0の状態、すなわちS状態で結合したもの
である。
主量子数をnとして、Υ(nS)と表記されるほか、MeV単位の質量概数でたとえばΥ(10860)のように記す。その中で最も質量の小さいΥ(1S)を狭義のウプシロン中間子と呼ぶ場合もある。
クォーク構成から明らかなように、ウプシロン中間子は電荷フレーバーを持たない。また、アイソスピンも0である。
なお、QCDによればスピンが0の状態はウプシロン中間子より質量が、0.1~1%程度軽くなる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウプシロン中間子」の詳細全文を読む



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