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ウマノスズクサ科 : ウィキペディア日本語版
ウマノスズクサ科[うまのすずくさか]

ウマノスズクサ科()は、コショウ目に属する植物である。クロンキスト体系および新エングラー体系ではウマノスズクサ目に属していた。熱帯に多く、温帯(東アジア・北米・ヨーロッパ)にかけて世界に6属約600種が分布し〔菅原敬 「ウマノスズクサ科」『朝日百科 植物の世界9 種子植物 双子葉類9 単子葉類1』岩槻邦男ら監修、朝日新聞社、1997年、34頁。 〕、日本にはウマノスズクサ属カンアオイ属が自生する〔Murata, Jin. (2006) "Aristolochiaceae", Flora of Japan Vollume IIa, K. Iwatsuki et.al. (ed.), KODANSHA, 2006, pp.366.〕。また、カンアオイ属をフタバアオイ属、ウスバサイシン属及びカンアオイ属などに分ける意見もある〔佐竹義輔・籾山泰一 「ウマノスズクサ科」 『日本の野生植物 草本 II 離弁花類』 佐竹義輔ら編集、平凡社、1982、102頁、ISBN 4-582-53502-X。〕。は3数性をしめし、両性で、大部分は花弁がなく(一部のものは花弁3枚)、は合生して筒状(先が3裂する)、ラッパ状または細長い管状になる。おしべは6または12本のものが多い。子房下位または半下位。
== 分類 ==
・ヒドノラ亜科・ウマノスズクサ亜科・カンアオイ亜科の4グループに分けられる。はラクトリス科、ヒドノラ亜科はヒドノラ科に分離することもある。
* ウマノスズクサ亜科
 * ウマノスズクサ属 - ウマノスズクサオオバウマノスズクサアリマウマノスズクサタンザワウマノスズクサコウシュンウマノスズクサリュウキュウウマノスズクサ
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* カンアオイ亜科
 * カンアオイ属(フタバアオイ属) - カンアオイフタバアオイウスバサイシン等。''Asarum''フタバアオイ属、''Asiasarum''ウスバサイシン属、''Heterotropa''カンアオイ属、''Hexastylis''、''Geotaenium''に細分化する説もあるが〔佐竹義輔・籾山泰一 「ウマノスズクサ科」 『日本の野生植物 草本 II 離弁花類』 佐竹義輔ら編集、平凡社、1982、102-109頁、ISBN 4-582-53502-X。〕〔菅原敬 「ウマノスズクサ科」『朝日百科 植物の世界9 種子植物 双子葉類9 単子葉類1』岩槻邦男ら監修、朝日新聞社、1997年、38頁。〕、最新の系統分類学研究から、''Asarum''属にまとめることが多い〔〔Sugawara, Takashi. (2006) "Asarum", Flora of Japan Vollume IIa, K. Iwatsuki et.al. (ed.), KODANSHA, 2006, pp.368-387. 〕(詳細はカンアオイ属を参照)。
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抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ウマノスズクサ科」の詳細全文を読む



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